ApartmentTOMOO’s blog

THE BIG SHORTを体現しよう。

THE SMALL SHORT

2月7日 幕開け。

 

さて、選定作業です。

まずは現状把握。

商売がらまわりには中国で製品を作り輸入販売しているメーカーや商社がたくさんいます。

旧正月明けの状況はというと。

全社、全工場が再開延期。

今後の予定は未定。

既に決定していた商品の入荷予定も

すべて未定に。

完全に不透明となり、何もできないまま

再開を待つしかありません。

日本で出来ることは、未定のお知らせのみ。

さあ、どうなるでしょう。

 

再開すれば大丈夫だよ。

多少遅れるかも知れないけど平気でしょ。

人が帰って来なかったら、更に遅れるかも。

※中国の工場では旧正月明けに勤めていた工場に戻らないことが多々ある。もっと休みをとりたいのか、工場が嫌なのか、知り合いの工場に移ったりと、連絡なしに戻ってこないのはざらで、会社側も1/3は戻ってこないと考えるくらいだ。通常でも戻らないのにコロナウィルスで更に戻らないのではないかと考えている様子。

完成していて出荷待ちの商品は出せる?

船は動くのか?最悪空輸か?いくらかかる?

これから作る予定の物は人次第。

いや、国内物流止まったら、原材料すら入ってこないかも。

でもまあ、遅れるだけだし、再開すれば中国の生産能力半端ないから。 

ちょっとまずいのは、発売日が決まってて商品の遅れだけじゃなく他に関わってるものがすべてなくなる案件や、開催日が決定しているイベントの商材だな。

なんて感じで、まずいけど一時的でしょって意見が大半だけど、ほんとにどうなる?

 

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出典元:https://www.paramountmovies.com/movies/the-big-short


 [映画では主人公が格付けの高い不動産抵当証券を調査。サブプライム住宅ローンが債務不履行になるだろうときづくシーンがありますが、私の場合はコロナショックで株価暴落というシナリオでしょうか]

 

で、今のを踏まえて。

 

中国依存度の高い会社は?

まずは中国生産や中国店舗展開している2社

言わずと知れたアパレルメーカーと雑貨販売の会社。

アパレルメーカーは、生産工場なども公開しているので、わかりやすいかな。

既に中国店舗の営業停止やインバウンドの減少に伴う売り上げの影響などの思惑で下げてます。

続いて、航空会社2社

渡航者激減です。しばらく続きそう。

空輸の物流は増える可能性あり?

貨物船の会社や輸出入の管理関係の会社も候補になるかな。

中国からの食品輸入は玉ねぎが圧倒的に多いようです。

公開はしていないですが、牛丼には欠かせない食材では?輸入量が多いのも納得できます

原材料系でレアアースとか、鉄鋼関連。

半導体の製造、製造なら車も。

その他いろいろノートいっぱいに書き出します。

(考えて過ぎて頭いたくなってきた)

クールダウンを兼ねて、数少ない投資に理解のある知人に連絡。コロナショックの幻想話をして、ちょっとバカにされる。

とはいえ、あの銘柄もあり得る、これも可能性高いな、なんて妄想に花を咲かせます。

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出典元:https://www.paramountmovies.com/movies/the-big-short

 

今日は1日仕事も手につかず、しないまでもやらなきゃいけない事だけは、ミスをしないように慎重に。

 

時間もなくなって来たのでいよいよ絞り込みます。

 

やはり最初に浮かんだあの会社。

ダブル・トリプルに影響ありそうなあの会社。

シナリオにふさわしいビックネーム。

ここしかありません!

 

もうひとつ決め手の理由があります。

この会社一口600万円ほど。

(株取引では一枚というらしい)

信用取引だとしても、とても庶民が軽々しく手の出せる金額ではありません。

 

映画の最後の方のシーン。

住宅バブルに気が付いた二人の青年がブラットピットの演じる投資家のベン・リカートの手を借りて成功を納めるのですが、経済が崩壊した時に歓喜にわいて叫び出します。

俺たちは勝ったのだと。

その様子を見たベン・リカートは「俺たちが勝つということは、大勢の人々が不幸になる事だ」と言って2人を戒めます。

このシーンがとても印象に残っていたので、万が一描いたシナリオが本当になった時、お金持ちさんだらけの銘柄のほうがいいでしょ。

 

損失覚悟で、新型肺炎の早期収束を願っています。